
- 所属
- L&A事業部開発部
- 職種
- 開発
- 出身学部・専攻
- 情報工学部
- 入社年
- 2009年入社
| 2009年 | 入社 L&A事業部開発部2課に配属 当初はクレーンの制御ソフトウェア設計を担当。 |
|---|---|
| 2010年 | 無人搬送車の新機種開発に携わる。 |
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ただ仕様にそってプログラムを作るのでなく、「自分で考えてプログラミングを行い、実際に動くモノを作る」という仕事に魅力を感じて入社。L&A事業部の製品の高度な制御技術にも関心を持ち、ここで自分の技術を磨きたいと考えた。
工場や倉庫の中を自在に動き回り、モノを運ぶ、無人搬送車。入社2年目から、僕はこの製品の新機種開発に携わっている。担当は、制御ソフト。だがソフトだけでなく、機種全体を見渡し、ハード設計にもどんどん自分の意見を出していく。それが面白く、やりがいを感じられる。ただ、なぜ全体がわかっていないとダメなのか、その理由が本当に理解出来てきたのは、最近のことだ。
入社3年目の夏。韓国の液晶パネルメーカーが、開発中のこの新機種に興味を示してくれた。これを受け、担当営業から開発部に相談が持ちかけられたのだ。「韓国のお客様に新機種のプレゼンをしに行く。技術的な説明をするのに、開発担当者の同行をお願いしたい」と。開発メンバーで、スケジュールが空いていたのは僕だけだった。「行ってこいよ」と、先輩にも後押ししてもらい、僕の韓国出張が決定。うれしい反面、プレッシャーも感じた。僕の説明が、受注の決め手になるかも知れないのだ。無論、制御面だけでなく、機種全体をアピールできないといけない。僕は先輩たちに質問をし、ハードについても改めて猛勉強するなど、周りを巻き込んでプレゼン資料の作成を進めた。
そして迎えたプレゼンの日。韓国のお客様の前で、僕は緊張しながらも、自信を持って新機種の説明をした。「いいね」と、お客様からは好感触。特に、耐久性とメンテナンス性の高さを、魅力と感じてもらえたようだ。僕も、そこがこのお客様にとって一番のメリットになると考えて準備を進めてきたため、思惑通り。担当営業も「受注に向け、大きな前進になった」と喜んでくれた。
どんなに優れた製品でも、その良さが伝わらず、売れなければ意味がない。技術者として、自分たちの仕事の成果をアピールする力がいかに重要か、この時に心から感じた。そのためにはやはりソフトだけでなく、機種全体を見渡せ、理解しておかなければならない。そして、全体を理解することが、よりよい制御ソフト開発に結びつくことも、開発を進める中で実感している。海外のお客様にプレゼンをする、といった経験を若いうちから積ませてもらいながら、僕は大切なことを学び取り、確実に成長を重ねている。

海外メーカーの部品の説明書を読みこむため、電子辞書が欠かせません。もちろん開発を進める上では、工具とダウンロードケーブルも必要ですね。
チャンスを与えてくれ、様々な経験が積める会社であることは、入社当初から実感していた。何しろ1年目から、海外出張に行かせてもらえたのだから。行先は、当社の無人搬送車のコントローラーを開発・製造している、スウェーデンのパートナー企業。先輩たちと開発を進める新機種で採用しているコントローラーについて、直接レクチャーを受けに行ったのだ。初めての英語でのコミュニケーションには苦労したが、技術的な知識を得る上でも、見聞を広げる意味でも、本当にいい経験になった。
こんな恵まれた環境で仕事ができているにも関わらず、僕は一度、壁に突き当たった。入社2年目の終わり頃だ。開発が進まず、成果が出せない。ふと、周囲に目を向けると、同期が打合せをしている姿が目に入った。技術的な知識に裏付けされた意見を積極的に出し、先輩たちと仕事を進めている。僕は考えた。「あいつとの差はどこにある?」と。そして、気づいたのだ。僕はまだまだ言われたことしかできていない。まだ若手だからという甘えがどこかにあり、先輩に頼る場面も多かった。
もっと自分から行動しなければ。そんな時、お客様先で製品の動作テストを行う、という仕事が舞い込んだ。「一人でできるよな?」と、先輩。僕はいい機会だと感じ、「はい!」と力強く答えた。僕は資料を作り、一人でお客様先に出向き、何とかテストをやり遂げた。会社に戻ってきた僕に、先輩は言った。「できるじゃないか、もっと自信を持てよ」と。僕が壁に突き当たり、悩んでいたことをわかってくれていたのだろうか。いずれにせよ、これをきっかけに、僕は自分から行動することで道を切り拓いていけるようになったのだ。
今は新機種の試作を進めている。自分が手掛けたと胸を張れる、この製品が世界に出ていくのが待ち遠しい。この会社でなら、制御ソフトという担当領域のみに拘らず、幅広く様々な経験を積めるのも楽しい。負けず嫌いの僕にとっては、優秀な同期がいることもいい刺激。ここで成長を重ね、世界的に必要とされる製品を、どんどん生み出していきたい。きっと、やれる。
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