
- 所属
- L&A事業部 SE部 国際SE
- 職種
- SE
- 出身学部・専攻
- 文学部人文学科日本史専攻
- 入社年
- 2001年入社
| 2001年 | 入社 L&A事業部SE部国際SE配属。台湾・韓国等の顧客の物流システムのSEを担当。 |
|---|---|
| 2005年 | L&A事業部第3技術部SE部に異動。液晶工場の自動化、半導体工場の自動化設備のSEを担当。 |
| 2009年 | L&A事業部SE部国際SEに異動。米国の太陽電池工場、バッテリー工場等の自動化システムのSEを担当。現在に至る。 |
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「実体のあるものを自社で作り上げている会社」という観点からメーカーを志望。中でも村田機械は社員の雰囲気が良く、無理に構えずに会話ができ、またどの社員からも「若いうちから任せてもらえる」と聞いて、魅力を感じた。
米国市場では、久々の大型案件。リーマンショック直後の、2009年のことだ。物件は、カリフォルニアの太陽電池工場の自動化システム。私にとって初めての米国案件だったが、何としてでも受注に結びつけたかった。
L&A事業部のSEとして、お客様の工場や倉庫に最適な自動化システムを構築・提案し、営業とともに受注を獲得することが、私の仕事。受注後は、お客様と社内の技術部との窓口となり、工事完了までのコーディネートも行う。
今回の案件で、戸惑ったのは法規の違い。米国の安全や電気に関わる法律は、私がこれまで手がけてきた台湾や韓国とは大きく異なる。通路の幅や電線のカラーなど、膨大なルールを確認。米国勤務経験を持つ先輩や上司からも対処方法のアドバイスをもらい、なんとか提案をまとめていった。
さらに悩まされたのが、米国の現地法人メンバーとの考え方の違いだ。協力して受注をめざす、同じ村田機械の仲間。でも彼らは忙しくとも、「休みは休み」と割り切ってきっちり休む。納期は決まっているのに、それでは仕事が止まってしまう。しかし、決して熱意がないわけではない。働き方に対する価値観が違うだけ。私は先輩のアドバイスを参考に、彼らの考え方を尊重。お互い気持ちよく働けるよう、先に彼らの休日を聞いた上で計画を立てた。そして電話やメールを通じて、できるかぎり密なコミュニケーションを心がけた結果、信頼関係はおのずと深まっていった。確かな協力体制のおかげで受注に至り、工事も無事完了。仲間同士、喜びを分かち合えたことが何よりうれしかった。
今回の案件は、環境関連事業拡大により経済危機打開を図るという、オバマ大統領が推進するグリーン・ニューディール施策の目玉事業の一つ。大統領自身も、工事中に現場視察に訪れている。「こんな大きな仕事に携われるなんて」。振り返ってみて、改めて自分がやり遂げた仕事の意義を実感した。手がけた物件そのものが世界の経済や政治にも結びつく、その責任に、誇りを感じながら。

海外のお客様の工場や倉庫にお邪魔することも多く、パスポートは必需品。デジカメ・メジャー・電卓は、現地調査の三種の神器です。
入社2年目に任された、台湾の大型倉庫のシステム。現地SEと協力して仕事を進める中で、国境を越えた信頼関係の大切さを学んだ。その台湾人スタッフからは、SEの先輩として教わったことも多い。例えば、日本から私が資料を催促した時。「早く送ってもらわないと進められません」と、自分の都合ばかり主張する私に、「お客様にも都合がある。資料を待つより、自分からこうしたらどうでしょうという提案をしたらどうなんだ!」と、彼は叱りつけた。「お客様と会社の間に立ち、お互いWIN-WINの関係を築くことがSEの役割だ」と、彼は教えてくれたのだ。その言葉を胸に、私はお客様のメリットを考え、自ら積極的に行動するSEとして成長を重ねている。
5年目に、液晶製造工程の自動化システム設計を手がける部署に異動。この時は、先輩たちの仕事ぶりに刺激を受けた。例えば、お客様の期待を超えるスピードで仕事を進める先輩。社内外に関わらず、問合せには即日返答。
「欲しいものは欲しいタイミングで届けなければ、パートナーとして選んでもらえない」と話す先輩から、「相手の立場で考えることの重要性」を再認識した。
早くから得難い経験を積ませてもらってきたこと。たくさんの先輩や仲間から教わったこと。すべてが、私の成長に繋がっている。これまでがあるから、米国の太陽電池工場のプロジェクトも成功させることができたのだ。この会社を選んで良かったと、改めて感じる。米国の案件での成長も、確実に次のステップに活かしていくつもりだ。
東北での震災時に、私たちの自動化倉庫によって無人で作業が行われていたため、落下事故などによる被害を回避できた、という話を聞いた。「厳しい環境での労働を減らす」という使命を再認識した。だからこそ、私は将来、中国や東南アジアの物件を手がけたいと思う。まだ自動倉庫の存在があまり知られていない国々だ。労働条件緩和への貢献とともに、村田機械の技術を、日本の技術を、世界中にアピールしていきたい。
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